ロシアより愛をこめて SCENE - 1 -


第2作目の今回から、タイトルが出る前のプレタイトルと呼ばれる
ちょっとしたシークエンスがあるようになりました。
今や、これが無いとボンド映画では無いとまで言われるものです。

今回は、ボンド(?)らしき男と、それを密かに尾ける男。
徐々に距離を詰める殺し屋。それに気付きながらも敵を見つけられないボンド。
そして、殺し屋は腕時計から伸ばす鉄のワイヤーで、ボンドの首を締め
息の根を止める。

すると、いっせいに照明がつき、これが仮想ボンドを相手にした訓練だとわかる。
腕時計のワイヤーの音とともに何ともいえぬ恐怖と緊張感に満ちた
傑作プレタイトルになりました。

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