消されたライセンス SCENE - 21 -

今回の全てを締めるシーン。
友人とその妻を殺された復讐が今回の全てですが
これはその友人と妻の二人から、冒頭の結婚式でボンドに贈られたライター
“James
Loved Always
Della&Felix”
と書かれています。
友情の証のようなものです。
最後、ボンドにとどめを刺そうとする敵のボスに向かってボンドは
『Don't you want to know why ?』 (理由を知りたくはないのか?)
と言い、動きを止めた相手に無言でこのライターを見せるのです。
結果このライターから出た炎が、ガソリンにまみれたボスを包みボンドは勝利するのですが
今回の最後のとどめをさすものが
銃でもミサイルでも何か気の利いた兵器でもなく
このライターであったというのが、最高です。
完璧でした。

ただ、イギリスの一部やオーストラリアでは、
この炎に包まれるシーンが残虐すぎるという理由でカットになっていたらしいですが
おいおい・・・


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