007/TOMORROW NEVER DIES
トゥモロー・ネバー・ダイ
全編を通して、テンポの速いアクション作品。
ピアース・ブロスナンは2作目にして、90年代のボンドを確立させた。
JAMES BOND/ピアース・ブロスナン BOND Girl/ミシェル・ヨー(ウェイ・リン) Enemy/ジョナサン・プライス(エリオット・カーヴァー) Enemy部下/ゴッツ・オットー(スタンパー) 犠牲者/テリー・ハッチャー(パリス) M/ジュディ・デンチ ミス・マネーペニー/サマンサ・ボンド Q/デズモント・リューウェリン 監督/ロジャー・スポティスウッド 音楽/デヴィッド・アーノルド 主題歌/曲:歌:シェリル・クロウ ()内は役名 |
イギリスの潜水艦が、沈められるという事件が起きた。犯人は中国の戦闘機だとする記事がのるが、Mはどちらにも属さない電波があったと指摘。記事を書いたトゥモロウ社の調査をボンドに命じる。トゥモロウ社の代表、メディア王カーバーのもとに潜入したボンドは、徐々に彼の陰謀に近づいていく。 |
ピアースブロスナンが軽快であるせいだけではないと思うが、この作品はテンポが速い。とにかくアクション主体の作品なのだ。おそらく、スピード感のようなものを意識したのだろうが、それはそれで楽しめるものになっている。それでも、何故か自分の中で、この作品の評価が低いのは、主にボンドガールが中国人であるところに起因すると思われる。『007は2度死ぬ』でも同じだが、やはりアジアのテイストはどうも合わない気がする。初のバイクスタントとかあったが、ボンド独りならもっと良かった気がするのは俺だけか? 今回に限らないが、やはりボンドには独り乗りの乗り物が似合う気がする。 それでも、オープニングは見ごたえがある。あと、最高に面白いのが携帯電話で運転できる車だ。あれはシリーズ中でも、『私を愛したスパイ』の潜水艇に匹敵するできだと思う。これほど欲しい車も無いな。 そういえばこの作品を観てからだ、携帯が欲しくなったのは。 |