Epitaph
11/27
中学の頃だったか
大好きだった漫画“CityHunter”
その連載が終わった時
ひどく悲しんだ覚えがある
大げさかもしれないけど
何か
自分の世界の何分の一かが無くなったような
そんな気持ち
最近“あぶない刑事”の新作を観た
何度も終わりを告げられても
あの2人はいまだ走り続けていた
あの時終わったあの漫画も
そういえば形は違えど
また新しい物語を生んでいる
終わる
という事にひどく敏感だったあの頃
それはただ悲しいだけの事だった
でもそうではない
どんな物も
終わりは次の物語の始まり
終わらせようとしなければ
終わるものなどないのだ