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２００６年３月９日午後５時５分
祖父が亡くなりました
以前にも書いたように
“全て伝え終えたからこそ人は逝く”
そう信じて
ただ笑って手を振ればいい
・・・んでしょうけど
そう簡単にはできそうにないです
おじいちゃん
お葬式なんて恥ずかしいし
面倒くさいからやらなくていい
そう言われそうですね
でも許してください
いきなり普段通りの現実に戻ったら
みんな立つ事もできないんです
しばらくは
できるだけ普段のおじいちゃんとはかけ離れた
非現実な事で薄めていかないと
とても耐えられないのです
その為に
お葬式なんてものがあるのかもしれません
色んな事を教えてもらってばかりで
結局何も返せなかったのが心残り
カラオケに連れていきたかったなぁ
どうぞ安らかに
貴方の血を受け継いだ事を誇りに思います
入院中に贈った“身代わり鈴”
おまえが帰ってきてどうするんだよ
なんて思いながら
もらってきてしまいました
でも何となくここに
おじいちゃんの一部が居るような気がして
